【入門編】コンテンツマーケティングのコンテンツSEO型とは?

コラム

前回、コンテンツマーケティングの4つの型についてご紹介しましたが、今回はその4つの型の中の一つである「コンテンツSEO」についてより深い部分に触れていきます。

コンテンツマーケティングの概要について興味があれば、以下の記事を参考にしてみて下さい。

「コンテンツSEO」は、ブログを運営している方であればある程度理解しているものではありますが、ブログサービスを利用している方やこれからブログを始めようと言った方に向けて事例も交えてご紹介します。

コンテンツSEO型とは?

以前の記事で「コンテンツSEO型」とは、検索エンジンのトップになることを重要視した考え方です。検索エンジンのトップになることで検索流入から多く集客することを目的としていると説明しました。

検索ユーザーに対して有益な記事コンテンツを制作しているブログやページは、検索エンジンからの評価が高くなります。その結果、対象のページは検索上位に表示されるようになり、必然的に閲覧する方も増えるので、多くの人に見られるようになります。

コンテンツSEOは、コストを抑えて集客が狙えるため、非常に注目されています。コンテンツSEOとは別の考え方でTwitterをはじめとするSNSなどからの流入を狙った手法がありますが、これを併用することでページを見てもらえる窓口が増えるのでさらにPVを増やすことができます。

コンテンツSEO型は、エデュケーショナル型と考え方が似ていますが、「エデュケーショナル型」よりも検索エンジンの順位を意識している部分が「コンテンツSEO型」の異なる点です。

メリット:コストパフォーマンスが良い

先にも言いましたが、「コンテンツSEO」はやはり費用がかからないというメリットがあります。コンテンツSEOは努力次第で誰でも検索上位を狙えるため、多くの企業やブロガーが意識しているものになります。

コンテンツに対する記事を自身で執筆すれば、専属のライターを雇う必要もないのでコスト面では取り組みやすい手法となります。

最近では、多くの企業が取り入れている手法でもあり、この流れをみてもコンテンツSEOの効果は大きいものだと実感できるのではないかと思います。

ただ、企業が参入している = 個人ブロガーが勝てるフィールドではなくなりつつあるので、個人が検索上位を狙うためにはそれなりの努力と時間が必要になります。

それでも、一度作り上げた良いコンテンツというものは残り続けるので、長期的な目で見ると、安定した集客に繋げることができ、何か一つのコンテンツに興味を持ってサイトを訪れたユーザーを他のコンテンツに繋げられる可能性も考えられます。

読者の数に比例して収益アップが見込めるサイトの場合、コンテンツSEOはとても重要なのです。

デメリット:即効性がない

コンテンツSEOのデメリットとしては、やはり即効性がないことがあげられます。

検索上位になるにはSEOの知識が必要な上、ユーザーが何を求めているのかをしっかりとリサーチしてそれに答えるようなコンテンツを制作する必要があります。

数ヶ月から数年は継続し続けなければならないので、根気を持って取り組む必要があります。

デメリット:定期的なメンテナンス

情報を発信する上で大切なのは、鮮度を意識することです。
自身が発信したコンテンツが、日々の新しい情報に埋もれてしまうことも少なくありません。

そのため、ブログであればリライトを行ったりと、定期的にチェックしていく必要があります。既にSEOが評価してくれているページの場合、軽いリライトでまた上位を狙うことができます。

結果的に考えるとあまり大きなデメリットではありませんが、工程が増えてしまう点ではデメリットだと考えられます。

コンテンツSEOの事例

最後に「コンテンツSEO」の事例をご紹介します。

ライオン株式会社では、「Lidea(リディア)」という生活情報メディアを発信しています。

Lidea(リディア) by LION - くらしとココロに、彩りを。
Lideaとは、“今日”という一日一日を誰よりも愛するLidea編集部が、ライオンの製品やそこに詰まった技術、生活への考え方を通して、くらしへの好奇心や、毎日を慈しむ気持ちをプラスしていく生活情報メディアです。

ライオン株式会社の研究や調査の結果に基づいた情報からコンテンツを発信しているため、ユーザーとの信頼関係も築けている理想的なメディアです。

「生活や暮らしに役立つ情報」を意識した膨大な量のコンテンツを提供し、幅広い層のファン獲得しています。

顧客に提供するコンテンツを出し惜しみしないところも、価値があるメディアと評価される点ではないかと思います。

まとめ

「コンテンツSEO」について、事例も交えてご紹介しました。

企業のメディアなども実際ブログ運営と同じような考え方なので、成功しているメディアやブログなどを参考にしてみるのも良いかと思います。

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