シニア世代に広がる「シニアUberEats配達員」急増のニュースを見て社会の現実を感じた

コラム

先日、シニアUberEatsという言葉を初めて聞きました。どうやら、コロナ不況の煽りを受けて50代から60代の世代でも UberEats 配達員になるケースが増えてきているようですね。

UberEats 配達員は体力がいる仕事ではありますが、働き方次第では月に100万円以上稼ぐケースもめずらしくはないようです。

シニアUberEats 配達員の男性もコロナにより職を失ったものの個人事業主としてUberEatsで働くことで月100万円ほどの収入を得ている事例がニュースでも取り上げられていました。

ポジティブなニュースとして表現されていたのですが、なんとなくネガティブに受け取ってしまった私の思いを少し伝えたいと思います。

Uberに依存するUberEats配達員のリスク

UberEatsの配達員はUberに雇用されているわけではなく、UberEatsから依頼された配達の依頼を個人事業主として受託して受けるような仕組みになっていることは今では多くの方に知られていることかと思います。

このUberEatsの配達員は個人事業主ではあるものの、UberEatsのシステムに強く依存している仕事であり、非常に不安定な仕事であると言わざるをえません。

収入はUberEats側からの報酬によって決まっていますし、仮に報酬額を下げられてしまったら直接収入源に繋がってしまいます。

ここ最近、フードデリバリー系のサービスは増えつつあり、UberEatsを始めとしたFoodPandaやWoltなど外資系フードデリバリーサービスが参入してきています。

UberEats配達員はUberEatsだけではなく、個人事業(フードデリバリー)の観点で同様の他のサービスにも対応することでリスクヘッジをする方法も考えられますが、サービス展開範囲や認知度、浸透具合もUberEats程ではないのが実態です。

そのため、Uberで稼げなくてもいくらでも働けるような年齢や養う家族がいない人にはチャンスのある仕事かもしれませんが、安定を求める人にとってはUberEatsという安定しない仕事はすべきではないと思ってしまいます。

個人事業主として扱われるものの、あくまでアルバイトの感覚で考えるべき仕事ではないかと考えます。

シニア世代でのUberEats配達員の急増

日本でもフードデリバリーサービスの導入が噂されていた頃、知らない人が食べ物をピックアップして家まで届けてくれると聞いた時は、そんなサービスが流行るのか?と思った記憶がありますが、コロナ禍ということも後押しして一気に浸透したような印象があります。

街中でUberEatsのバッグを背負った配達員を見かけることも少なくないでしょう。ですが、多くは20代から40代くらいの男性ではないでしょうか。そんな中、シニア世代でのUberEats配達員が増えているという実情に興味を持つ人も多いでしょう。

シニア世代に広がる配達員の話題はめずらしさと意外性もあってニュースなどでよく取り上げられていますが、自由な働き方として今後こういった働き方も増えつつあるのかなというところを感じました。

実際、テレビで取材されていたシニア配達員の方は、Uber配達員をするしかなかったという経緯を語りつつも多くの収入を得られている方だったので、素直に応援したい感情が生まれました。

ただ、体力がいる仕事ですし、みんながみんなうまく稼げるわけではないので、コロナにより職を失い、シニアUberEats配達員が増えるというところに正直不安を感じてしまうところがあります。

一刻も早くコロナウイルスが収束し、経済が安定することを切に願うばかりです。

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