今期も「ビックカメラ株主優待券」が届いたので長年愛するビッカメ株がいかに優秀なのか述べようと思う【株主優待のメリット】

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優待券っていい響きですよね。毎年この時期は、ビックカメラの株主優待でビックカメラ優待券が頂けるので楽しみにしているのですが、あらためてビックカメラ株はめちゃくちゃお得な優待銘柄だなと感じたので、ご紹介させて頂こうと思います。

ビックカメラの株式保有で年2回もらえる優待券がお得

まずは、簡単に株主優待について少しご説明したいと思います。

株主優待とは、株主優待制度を取り入れている企業の株式を一定数保有することで、その企業の自社製品をはじめ、食品やクオカード・優待券などの商品やサービスが受けられる仕組みです。

この株主優待をもらうためには、株主優待を発行している会社の株式を優待をもらうための最低単元株数を保持している状態で、権利確定日といわれる優待をもらえる権利が確定する日まで保有することで企業からの優待を頂くことができます。

優待投資について詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

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ビックカメラの優待は、最低単元株数を保有するだけで年に最大5,000円分(初年度は3,000円)ものビックカメラ(ソフマップ、コジマも含む)で使えるお買い物優待券を頂くことができるのです。

参考までに最低単元株数でもらえる優待券になります。

基準日(権利確定日)100株以上長期保有(プラスでもらえる)
優待2月末日2,000円分
8月末日1,000円分1年以上2年未満の場合 +1,000円
2年以上保有の場合 +2,000円

※所持株式数が500株以上でさらに追加され、10000株保有で年間最大52,000円分の優待券がもらえます。

いくらあれば株主優待をもらえるのか【最低単元株数とは】

参考として、2021年6月3日時点でのビックカメラ(3048)の株価は、1株あたり1,111円となっています。

株式を購入するためには、最低単元株数という購入できる最小の単位があり、多くの企業が100株から購入できるようになっていますが、ビックカメラも同様100株となっています。最近では少額から投資ができるようにミニ株とか端株などの名前で1株から購入できる仕組みもでてきていますね。

なので、ビックカメラの株式の取得に必要な金額は、「株価×100株(最低単元株数)」となります。前述した株価を元に計算すると、ビックカメラ株の取得にかかる費用は10万1,100円が必要な金額になりますので、株取引をしたこと無い方からすれば少し躊躇してしまう金額かもしれません。

それなのに、なぜこのビックカメラ株が人気株なのか。それは、やはりただ保有しておくだけで年間5,000円分もの優待券が毎年もらえるというところにあるのだと思います。単純計算ですが、20年保有していたら株の購入にかかった費用の元がとれるような事にもなってしまうので、ビックカメラが人気銘柄として選ばれることは必然でしょう。

ちなみに、株はいつでも売ることができるので、ある程度優待をもらって売却するだけでも優待券分の利益になりますし、株価が値上がりしてから売却することで優待券にプラスして売却益が利益になるので最初の購入にかかった費用を上回ることもあります。

ビックカメラ株もう1つのポイント【株主優待と配当金の二重取り】

また、さらにすごいところがこのビックカメラの株式、配当金までもらうことができるのです。

多くの企業では、優待制度を取り入れるか配当金を配るかのどちらかになっていることが多いのですが、このビックカメラの株は優待と配当金のどちらももらえるいわば二重取りができる有能株なんですよね。

参考までに、2021年の第41期中間期の配当金は1株あたり5円となっていますので、最低単元株数である100株を保有していた場合、500円の配当金をもらえる形になります。

また、期末の配当金は1株あたり10円の予想となっているので、100株だと1000円になりますね。

ビックカメラの株式を最低単元保有しているだけで、年2回の優待制度で優待券がもらえ、さらに配当金も含めると年換算では6,500円ほどの利益になります。(※2021年度の配当を基準にした場合)

株式を15年位保有していれば元が取れてしまいそうですよね。そんな理由もあって、優待目的の株主にとってはビックカメラ株は超人気銘柄の一つなのです。

株主優待を始めるには証券口座が必要

これが一番面倒に感じてしまう方も多いでしょう。私も始める時には同じ事を思っていました。ふるさと納税や医療費控除などもそうですが、難しそうだからいいやと諦めてしまいがちなものには実際にやってみると意外と簡単にお金を得ることができたりするのです。

ふるさと納税もおすすめなので、気になる方はこちらの記事も参考にして頂けたらと思います。

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株式は前述の節税対策などとは違って値下がりのリスクがあるのでリスク管理は必要ですが、リスクの反面メリットも大きいので余剰資金で始める分には非常におすすめです。

株式はお金を銀行に預けるのとは違って値下がりのリスクはありますが、銀行にただ100万円預けて年10円にもならない超低金利(年0.001%)ならば、余剰資金を活用して優待株でお得に生活してみてはいかがでしょうか。

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