各社当たり前となったポイントを使った運用サービスですが、気にはなりつつもやったことない人も多いかと思います。
以前、PayPayボーナスを使った「PayPayボーナス運用」のパフォーマンスが意外と良かったことから記事にしていたのですが、この際他のポイント運用サービスについてもご紹介します。
楽天ポイントは他のポイントサービスとは異なり、早くに普及していたことから楽天市場での買い物や街での支払いなど、使い道に困らないポイントではあると思いますが、すぐに使う予定がないというような場合にもポイント運用サービスを利用するのはありではないでしょうか。
楽天のポイント運用とは
楽天ポイント運用は、楽天市場や提携サービスなどの支払いで付与された楽天ポイントを楽天ポイントアプリより追加手続きをするだけで面倒な登録無しで投資信託のように運用してくれるサービスになります。
楽天ポイント運用では、ポイント運用の追加先として、以下の2種類のコースから選択することができます。
コース説明
運用コース | 概要 | リスク&リターン |
バランスコース | 日々の動きが小さく安定的な運用を目指すコース。 銘柄:楽天・インデックス・バランス・ファンド(債権重視型)の基準価格の値動きを反映 | リスク&リターンは低い |
アクティブコース | 日々の値動きが大きく積極的な運用を目指すコース。 銘柄:楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の基準価格の値動きを反映 | リスク&リターンは高い |
アクティブコースかバランスコースのどちらかを選択し、自身が保有するポイントの追加手続きをすることで、ポイント運用額へ反映されるようになります。
楽天ポイントを使いたくなったときは2.3日程度ですぐに引き出すことができるので、いつでも出し入れすることができるというところも良いですね。
個人的には、たかがポイントなので安定重視のバランスコースを選択するよりもアクティブコースを選択して運が良ければコーヒー1杯分くらい稼げるかもくらいの思いでコースを選択しています。
ポイント運用を1ヶ月使ってみた結果【運用実績を公開】
例のごとく運用実績というほどのものでもないですが、貯まっていた楽天通常ポイントを全部突っ込んでおきました。
3月の初めに追加していたので3ヶ月程経った結果、1,393円の評価額になっていました。運用損益が+7.1%なので、こちらは投入額が少ないものの自己実績としてはPayPayのボーナス運用と同じレベルのパフォーマンスでした。
やはり、2つのコースを提供しているサービスでは、リスクを取る方は割とパフォーマンスが良いですね。
明記されている通りアクティブコースはハイリスクということなので、リスクを許容できる余裕のある方はアクティブコースを選択してみるのもありかもしれません。
楽天ポイント運用の始め方
楽天ポイント運用は、「楽天PointClub」アプリのホーム画面にある「ポイント運用」からすぐに始めることができます。他のポイント運用サービスとは異なり、楽天Payアプリからではないのでご注意。
※楽天ポイント運用に追加できるポイントは、「楽天通常ポイント」のみとなっており、期間限定ポイントの利用はできません。
また、楽天ポイント運用中はポイントの期限は停止されますので、期限が近いけど使い道がないというような場合においても有用な退避先になるかなと思いました。
ポイントばかり貯めていても仕方ないのですが、楽天ポイントの場合は楽天証券から本物の株式の購入にも使えたりしますので、出口戦略としては困らないでしょう。