人と話している時になんとなく会話が途切れて変な空気になってしまった、という経験はありませんか。
なんか気まずい感じになってしまって、慌てて埋めようとするもそれが逆に空回りして余計に変な空気に・・・なんて考えるだけでも嫌ですね。こういった経験が原因で会話に苦手意識を持っている方、とっても多いと思うんですよ。
実は、会話はちょっとしたポイントを意識するだけで簡単に上達することができるのです。まずは、最初に抑えておきたい会話テクニックをご紹介しますので、参考にしてみてください。
無理な質問のやり過ぎには注意しよう
思い浮かべてみてください。人と話をしているとき、一問一答のような形で会話していると途切れてしまうようなイメージはないでしょうか。
それが一つや二つくらいなら問題ないでしょう。ですが、会話を止めないように質問を続けざまにすることは、次は何を質問しようかということを考えなくてはなりませんし、会話の内容に気持ちが入らなくなってしまうんですよね。
また、相手からしても質問ラッシュだと空気を取り繕うために無理している感が伝わってしまったりでいい結果になりません。相手の立場になって考えるとなんとなくイメージがつくのではないでしょうか。
まずは、質問は立て続けにしないということを意識しておくのが大切です。
”相手のことを知る” という意味では質問は必要ですが、やりすぎは止めてくださいね。
自然と会話が続くように回答の範囲を狭めた質問をする
結論から言います。
自然に会話が続けられるような話題の問いかけです。
それができれば、上手な質問ができたと判断しても良いでしょう。
答えに困る質問はしないというところを少し意識してみてください。
例えば、「好きな食べ物は何?」と聞くくらいなら
「好きなお菓子は何?」や「肉と魚だったらどっちが好き?」などのように、より回答がしやすい質問を投げられると良いです。
好きな食べ物を聞かれても、正直めちゃくちゃありませんか?一つに絞れないですよね。
なので、ある程度答えやすい質問に変換してあげると相手も答えやすいのです。
お菓子なら範囲を限定している分具体的な商品名のレベルで会話できますし、食べたことが無ければ次会ったときに「あれ、食べてみましたよ」なんて、次の会話のネタにもなります。
ましてや、肉と魚なんて広がる要素しか見えません。
牛・豚・鳥に派生できますし、どうやって食べるのが好きなのかなんてその人の好みが強くでてくる要素なので、自然と会話は広がっていきます。
魚も同様に刺身が好きなのか、煮魚が好きなのか、海鮮丼のようなものが好きなのかという感じです。海鮮丼ってどうやって食べたらいいのか分からないよね~。みたいな感じでしょうか(笑)
会話は無理して盛り上げる必要はない
もう一つ大切な要素になるのですが、会話は無理して盛り上げようと思う必要はないということです。
相手の温度感と合わせるくらいが大切なのです。
盛り上げようとして空回りしても恥ずかしいだけですし、相手がこちらのテンションに温度差を感じてしまうくらいなら、無理せず普段通りでいましょう。
自然な会話ができれば自ずと会話は盛り上がっていくので、まずは相手の温度感を見極めましょう。
会話をする上で一番重要なこと
会話は自分が楽しむのではなく、相手を楽しませようとする意識が重要です。
自分一人だけが楽しい会話って、自分語りとかになっていたりするので、相手からすると大して興味のない内容になっていることが多いのです。
会社の飲み会などでつまらないなと感じるときは、だいたい自分語りをされている時だったりします。
そもそも、お互いに相手を知りたいと思わないことには、ちゃんとした会話なんてできません。
興味がない人との会話って、気持ちが入らないので無意識で話を聞いてないことも多かったりしますよね。
心から相手を知りたいと思うことは難しいかもしれませんが、会話する上ではその時だけでも相手に興味を持てるように気持ちを切り替えることが大事だったりします。
さいごに
大事なポイントは、
- 質問は立て続けにしない
- 回答がしやすい質問をする
- 相手の温度感に合わせる
- 相手に興味を持つ
というところになります。
自分よりも相手のことを考えなければ良い会話はできません。
「相手を楽しませて自分も楽しむ」という気持ちであれば、相手にもきっと伝わるものです。