【入門編】コンテンツマーケティングのネイティブ広告型とは?

コラム

前回、コンテンツマーケティングの4つの型について解説いたしました。
今回、その中で取り上げた「ネイティブ広告型」のもう少し深いところのお話をします。

比較的身近な広告のお話も含めてご紹介したいと思います。
それではおさらいからしていきましょう。

コンテンツマーケティングの概要について興味があれば、以下の記事を参考にしてみて下さい。

ネイティブ広告型とは?

「ネイティブ広告」は、ある特定のメディアに順応した形で掲載される広告を指します。

例えば、Instagramのストーリーに見える広告や、Twitterのタイムラインに表示される広告がネイティブ広告型に該当します。

つまり、SNSをしている人であれば一度は見たことがあるくらい身近な広告です。

ネイティブ広告型の特徴

ユーザーは広告をストレスだと感じるようになり、企業のサービスや製品をきちんと知る機会が減りました。

その結果、広告は時間の経過でスキップできるようになったのです。従来のように、良いものを作れば売れる時代は終わり、新しい形で宣伝していかなければものは売れません。

ネイティブ広告型であれば、ユーザーがストレスだとあまり感じずにサービスや製品を知ることができます。コンテンツとして広告を見せられるのがネイティブ広告型の特徴です。

ネイティブ広告はメディアの邪魔をせず自然な形で掲載されていますので、あからさまに広告を避けられるといった事象を防ぐことができるのです。

ネイティブ広告型の欠点

ネイティブ広告型は、掲載するメディアに順応させなければいけないので、制作に時間がかかります。
Instagramであれば、ストーリーのように、Twitterであればツイートのように見せなければならないです。

そして、普段であればストレスを感じさせませんが、例えば記事を間違ってクリックをしてしまった場合のストレスは計り知れません。

「PR」や「広告」と小さく記載しなければならない決まりがあるとはいえ、小さく書かれていた場合、気付かない人もいます。

また、ネイティブ広告型には種類があります。
この機会に覚えておきましょう。

ネイティブ広告型:インフィード型

これまで例に出してきた、TwitterのタイムラインやInstagramのストーリーに掲載されているのは、インフィード型と呼びます。メディアに順応した形で広告が掲載されるのが特徴です。

バナーの広告と比較すると、認知されやすい傾向があります。

しかし、実際に制作する場合は時間と手間がかかります。
なぜなら、メディアに合わせた広告を考えなければならないからです。

それでも効果は高いのでよく利用される広告になります。

ネイティブ広告型:ペイドサーチ型

ペイドサーチ型は、リスティング広告を指しています。
検索エンジンにて検索したキーワードに関連した広告が、画面に表示されます。

検索順位の1位を無視して表示されますが、小さく広告と記載がされているので、分かりやすいですよね。

ネイティブ広告型:レコメンドウィジェット型

簡単に言えば、「あなたへのおすすめ広告」です。
例えば何かのニュースを読み終わった際に出てくる広告といえば分かりやすいでしょうか。

レコメンドウィジェット型は広告だと思いにくく、ついついクリックしてしまうことから、あらゆるメディアで採用されている型です。

ネイティブ広告型:プロモートリスティング型

プロモートリスティング型は、どんなメディアでも掲載できるわけではありません。
どういった広告なのか、ですが、AmazonなどのECサイトで商品を検索した際に、一番上に出てくる広告をさしています。

何か商品を検索した際、関連商品であれば一番上に表示されるものが、プロモートリスティング型の広告です。

それらは全て、プロモートリスティング型の広告です。
限られたメディアで、そのメディアに関係する広告が、プロモートリスティング型です。

ネイティブ広告型:ネイティブ要素のあるインアド型

何やら難しいですが、簡単に言えば一発で広告だと分かるものです。
本記事の右側にでてくるような広告だと思ってください。

グーグルアドセンスのような広告で掲載されますが、通常のコンテンツとは別枠で表示されるもので、日本ではあまり見かけません。

ネイティブ広告型:カスタム型

上記の型に当てはまらない広告が、カスタム広告型です。
例えば、LINEの企業公式スタンプが該当します。

自社のファンを増やす目的で使われることが多いです。
新商品や新サービスの発表などに利用されています。

まとめ

ネイティブ広告型は種類が多いので、文字だけを見ると少々わかりずらいかもしれません。

それらの広告がどんなものかわかれば、日頃から目にすることも多くありますので、イメージと紐付けて理解することが理解を深めるポイントではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました