前回トリプルメディアについて概要を記事にしました。
今回はトリプルメディアの一つである、アーンドメディアについて解説をしたいと思います。馴染みのある内容でもあるので、比較的イメージしやすいものではないかなと思います。
それでは、アーンドメディアの種類や活用法を見ていきましょう。
アーンドメディアとは?
アーンドメディアは、みなさん馴染みのあるSNSを意味しています。
アーンドは「得る、受ける」などの意味があり、アーンドメディアにおいては「ユーザーからの評価を受ける」という意味合いとなります。
アーンドメディアは直接ユーザーと接点を作れるという点が強みであり、制作した製品やサービスがユーザーとの共通点になるのがメリットです。
アーンドメディアの特徴
アーンドメディアの特徴として、SNSを通したユーザーのリアルな声がそのまま信頼性に繋がっていきます。企業が提供する製品やサービスがターゲット層に刺されば、拡散されることも期待できますよね。
人は知らない人よりも知っている人の話の方が信頼されやすいという心理もあり、口コミにより広がることで受け手側の判断も甘くなりやすいという点も強みとなります。
上記の流れから、直接聞いたり調べたりする行動へ繋がりSEOにも貢献されるため、狙いが当たれば効果大です。
アーンドメディアの種類としては、以下が上げられます。
- SNS
- 口コミサイト
- 個人ブログ
これらのメディアは情報をコントロールできないというデメリットがあります。
狙いがヒットすれば大きな効果を得ることができますが、一歩間違えれば炎上が起きてしまう可能性も秘めており、良くも悪くも拡散力がある点は注意が必要です。
また、これらは他のメディアとの連携が重要であり、自社サービスやオウンドメディアと連携させて初めて効果が得られるものだと覚えておきましょう。
効果が出るまでに時間が必要になるので根気よく続けることが大事です。
それではアーンドメディアの事例を見ていきましょう。
アーンドメディアの事例:メルカリ
身近なものを例にご紹介します。
株式会社メルカリでは、公式Twitterアカウントを運用して営業活動を行っています。
こちらのアカウントはメルカリの「公式」アカウントではあるものの、企業アカウント感を前面に出さない親しみやすさを売りにしたアカウントとなっています。
【 #メルカリ 公式Twitter限定】
マンガ連載📘「コーフンする買い物」さまざまな作家さんに「大好きなアイテム」「買ってよかったモノ」について綴ってもらいます。
第5回は『 君たちが子供であるのと同じく』の著者、室木おすし @susics2011 さんの「ブルーライトカット眼鏡」です👓 pic.twitter.com/bmSIciB8qr
— メルカリ (@mercari_jp) April 27, 2021
キャンペーンや情報、活用方法を発信しており、利用者にとって有益な情報が明確となっているため、資産化に成功しています。
アーンドメディアの事例:マコなり社長
もう一つご紹介したいのが、プログラミングスクール「TECH CAMP」を運営する、株式会社div:の代表取締役マコなりさんのYoutubeチャンネルです。
こちらのマコなり社長さんは、日々YoutubeやTwitterで情報を発信し続けており、結果として大きな集客を得ています。
SNSと動画配信を上手く利用することでTECH CAMPの利用者を増やす結果につなげた成功の例であると言えます。
Youtubeにもユーザーにとってためになるコンテンツが多数あり、かつ無料で学べてしまうという利用者のメリットが明確な点も集客効果を向上させています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アーンドメディアというと聞き慣れない方も多いかと思いますが、実際に紐解いていくとみなさんに馴染みのあるメディアの形ではないでしょうか。
アーンドメディアは企業とユーザーの信頼関係に深く関わってくるものになるため、上手に運用していくことができれば大きな力となるでしょう。