【入門編】マーケティングにおけるトリプルメディアとは?

コラム

マーケティングには種類があり、4つの型がありましたね。

そして、マーケティングを語る上で欠かせないのがトリプルメディアです。といっても、海外では通用しない考え方で、それどころか古い考え方とも言われています。

しかし、まだまだ考え方としては存在しており、トリプルメディアを扱ったマーケティング手法を用いている企業もたくさんあるのも事実です。

今回は簡単な概要を元に「トリプルメディア」について解説したいと思います。

トリプルメディアとは?

トリプルメディアとは、以下の3つを指しています。

  • ペイドメディア
  • アーンドメディア
  • オウンドメディア

これらは広告業界の専門用語であり、ユーザーとの接点になる媒体(メディア)を3つの分類に分けたものになります。

マーケティングの目的に合わせたメディア戦略をしていく考え方です。

ペイドメディア(コンテンツの集客・仲介)

ペイドメディアの「ペイド」はお金を払うといった意味があります。つまり、お金で購入できる広告の枠を提供しているメディアのことを指しています。

テレビや新聞の広告(マス広告)や、インターネット広告(ネイティブ広告)で、不特定多数のユーザーにアプローチができます。

ペイドメディアのメリットは、短期間で効果が期待できるところにあります。興味を持ってくれたユーザーとの接点が作るのが得意です。

しかし、コスト面は他のメディアよりもかかってしまいます。

アーンドメディア(コンテンツの拡散)

アーンドメディアは、みなさん馴染みのあるSNSを意味しています。

アーンドは「得る、受ける」などの意味があり、アーンドメディアにおいてはユーザーからの評価を受けるという意味合いになってきます。

SNSでは、ユーザーと企業が直接接点を作れるというメリットがあり、その企業が提供している製品やサービスがユーザーとの共通点になるので、共感を得られる可能性が高くなります。ここで共感が得ることができれば、そのユーザーによってさらに拡散される可能性もありますよね。

しかし、アーンドメディアは良くも悪くも拡散されてしまうので、ある程度注意が必要です。

オウンドメディア(コンテンツの発信)

「オウンド」は所有するといった意味を持ち、企業が所有しているメディアをオウンドメディアと呼びます。

オウンドメディアは、広い意味を持つので人によって解釈が若干異なる場合があります。ある時は「ブログ」をオウンドメディアと指していたり、「ホームページ」と表現されることもあったりします。

言ってしまえば、本ブログもオウンドメディアに含まれるということですね。

さて、オウンドメディアですが、自社製品を良く知ってもらえるメリットがあります。企業がそれぞれメディア発信をしているため、ある程度コントロールができるのもメリットですね。

しかし、すぐに効果が出ない点や、運営リソースが必要な点はデメリットだと言えるでしょう。

まとめ

今回は「トリプルメディア」の概要についてのお話でした。

海外では古いといいつつも、日本ではまだまだ現役で使われている考え方なので、マーケティングの知識として頭に入れておいてください。

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