佐川急便からどう見ても違和感しかない「duckdns.org」というリンクの詐欺メッセージがきた

コラム

最近何かと詐欺メッセージがくるのですが、私のところにも例の佐川急便の名を語った詐欺メッセージが届き、せっかくなので注意喚起としてシェアしておきたいと思います。

佐川急便の名を語る「〜.duckdns.org」の詐欺メッセージ

佐川急便よりお荷物のお届けに上がりましたが宛先不明の為持ち帰りました。

もし、このようなメッセージを受け取った場合はほぼ100%詐欺と判断してしまって問題ないので、すぐにメッセージを削除するようにしましょう。以下の画面は私のところに来たメッセージです。

 

メッセージ内のリンクに「〜.dackdns.org」という明らかに違和感しかないドメインのリンクが記載されていました。まず https: ではないですし、佐川急便と名乗る割には duckdns.org という謎のドメイン。どういう手口なのかということが気になり逆にクリックしてみたい気持ちに駆られますが、ここでクリックしたら負けな気がするので気持ちを抑えました。

ドメインでなんとなく気付ける方はよいのですが、あんまりよくわからないよという方は日頃から受信したメールや操作画面に表示されたリンクを無意識にクリックしてしまわないように注意しましょう。

少し話がそれますが、このような詐欺を狙ったメールやメッセージではなくても、スマートフォンやパソコンの操作をしていて「〜の設定をしますか?」などの確認画面で深く考えずに「OK」を押してしまう心理にと通じるところが無きにしもあらずなので、心当たりがあるなという方は「本当にこのボタンをクリックする必要があるのか」ということを意識するようにしましょう。

どこから番号が漏れているのか

現在、携帯キャリアを変える際はほとんどの方が mnp(ナンバーポータビリティ)による電話番号を引き継いだ形でキャリア変更を行っているので、携帯電話の番号というのは長い間固定されているような状態だと思います。そのような状態なので、過去に漏れたものが悪用されているのか、詐欺メッセージを受け取った最近漏れたものなのか原因を突き止めることは無理だと思います。

個人的に思い当たる点としては、Amazonマーケットプレイスで中国製品の購入した際に中国の業者とコンタクトをとって以降、LINEで謎の中国人から友だち追加されたり、真夜中に Apple ID にアタックされたり、詐欺メッセージが来ることが多くなったような気がします。今あらためて考えると結構なターゲットにされてますね。

中国の業者の中でも正しく個人情報を取り扱っている業者もあると思いますので一概にはいえませんが、よくニュースなどで見る通り中国系の業者ではそういった詐欺が多いことは事実です。まあ、すでに漏れてしまったものは回収できませんので、これ以上被害を増やさないためにも普段から怪しそうな業者とは取引を避けたり、余計なコンタクトを取らないなど、自己防衛策をとりましょう。

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