【入門編】トリプルメディアの一つであるオウンドメディアとは?

コラム

トリプルメディアの残りの一つにオウンドメディアというものがあります。トリプルメディアの概要では、「一般的に企業が所有しているメディア」を意味するものだとご紹介しました。

今回は、そのオウンドメディアのもう少し深い部分を見ていきましょう。

オウンドメディアとは

オウンドメディアのおさらいからしましょう。

オウンドメディアの「オウンド」は所有するといった意味があります。

オウンドメディアは、広い意味を持つので人によって解釈が若干異なる場合があり、ある時は「ブログ」をオウンドメディアと指していたり、「ホームページ」と表現される場合もあったりします。

本ブログもオウンドメディアと言えばオウンドメディアです。

企業が何かの目的でメディアを発信していく媒体であるため、自社のホームページとは別にコーポレートサイトとして所有している企業も多数です。

一言でいえば、メディアを発信するための媒体です。

オウンドメディアを運用していくと、会社の資産になる利点があるため、注目を浴び続けています。

オウンドメディアの利点

オウンドメディアのメリットにコストが安価である点があげられます。

例えば、本ブログは無料で利用することができるWordpressにて構成されていますが、企業のオウンドメディアでもWordpressを採用しているメディアが多々あります。

低コストでメディア媒体を構築することができるため、企業としては利用しない手はないでしょう。

SNSとの連携も容易にできるため、メディア媒体の構築に時間やコストを掛けずに効率よくコンテンツ作成を行うことができます。

また、SNSを活用することで狙ったターゲットやユーザーへのアプローチが容易になり、成果に繋げやすい側面もあります。

ですが、世に広がるまで時間がかかります。ファンを増やすためには記事を量産していかなければならず、根気よく継続していくにはそれなりのコストやリソースが必要となってきます。

事例:LINE HR BLOG

オウンドメディアを運営されている企業はたくさんありますので、馴染みがある企業をご紹介させて頂きます。

「LINE株式会社」では、LINE HR BLOGというメディアを運営しています。自社の人材採用に特化した情報を発信しているメディアで、PV数は1ヶ月で5,500程になります。

こちらのメディアでは、社内の取り組みや働き方を発信することで企業の魅力を存分に伝えています。オフィスの雰囲気が伝わりやすいよう、通常の広報では表に出ない社員が顔を出して職場の紹介を行う手法が取られています。

稀に英語の記事が掲載されていて、リーチしにくい海外の人材も射程に収めています。

https://line-hr.jp/

事例:GrabTaxi Holdings Pte Ltd

せっかくなので、海外の事例をご紹介します。

「GrabTaxi Holdings Pte Ltd」は、シンガポールに拠点置く会社で、Grabというメディア運営しています。東南アジアの8つの言語に対応したオウンドメディアで、世界に向けた発信をしているのが特徴です。

オウンドメディアはコンテンツをカテゴライズして発信できるのですが、カテゴライズも駆使しています。

日本のオウンドメディアと比較すると、違いが明白なので非常に面白いです。

Grab. The Everyday Everything App
Grab is Southeast Asia’s leading superapp. It provides everyday services like Deliveries, Mobility, Financial Services, and More.

まとめ

オウンドメディアは、自社のブランディングにもなるため、メディアを発信する上では必須です。

オウンドメディアの制作において、「何を発信していくのか」が重要になり、「どう拡散していくのか」などの課題が山積みです。

良いコンテンツを作ったのであれば、上手に拡散して集客をしましょう。

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