【入門編】コンテンツマーケティングのエデュケーショナル型とは?

コラム

別の記事でコンテンツマーケティングの4つの型についてご紹介しましたが、今回はその4つの型の一つずつに注目してより深いところのお話をしたいと思います。

前回、一番最初に説明をしたコンテンツマーケティングの「エデュケーショナル型」についての解説となります。

エデュケーショナル型とは?

エデュケーショナル型についてのおさらいをしておきましょう。

「エデュケーショナル型」とは、いきなり商品を売りつけようとするのではなく、ユーザーの問題や悩みに対してコンテンツで問題の解決を行っていく手法ですよね。

突然の押し売りはちょっと怖いですよね。
極端な例ですが、自宅で過ごしている時に押し売り営業が来たら断るのが普通ですよね。
なぜなら「ちょっと怖い」「信用できない」と感じるからです。

エデュケーショナル型では、まずユーザーの悩みを知るところから始まります。
そしてユーザーの悩みを解決しつつ、悩みを解決するコンテンツを提供する方法です。

メリット:企業とユーザーの信頼関係が築ける

見込み客がイメージできていない状態からユーザーとの信頼関係を築き上げられるのがエデュケーショナル型の特徴です。

また、企業とユーザーに共通事項がかなりあるのも特徴でしょう。
ユーザーの悩みを解決することで、企業に対する信頼が生まれます。

ユーザーに正しい知識を身に付けてもらえれば、サービスや製品の購入後の満足度も高まり、口コミにも期待ができます。

ユーザーの欲しい情報を提供することでファン化に繋げられるというのもメリットにあげられます。

事例:土屋鞄製造所

では、実際にエデュケーショナル型を用いた事例を見ていきましょう。

土屋鞄製造所では、高品質の革製品作っているブランドです。ホームページの商品紹介ページでは、商品の説明だけではなく、シーンに合った使い方などを詳しく書いており、ユーザーがイメージしやすいようユーザービリティが意識されています。

スタッフの日常やコラムなども掲載されていて、ユーザーとの距離感を大事にし、信頼に繋げていますよね。

単純に商品の情報だけではなく、ホームページで見れるコンテンツを作ることでユーザーを退屈させない工夫も見どころです。

事例:ライフネット生命保険株式会社

保険業界ではインターネットの販売が難しいと言われています。実際に知りたいことや疑問に思っていることが、一般的なコンテンツよりも多いためであると考えられるからです。

生命保険では、出産や結婚などのライフステージの変化の際に購入を検討する場合がほとんどなため、日頃あまり保険について考えない人があまりいません。

ライフネット生命では、潜在層の人に読んでもらい、認知させ、接点を増やして生命保険が必要になった場合に、思い出してもらうことを目標にしています。

結果的に、開始から6カ月後に47万PVを獲得し、保険関連のキーワードで上位に君臨しており、コンテンツマーケティングにおける成功例であると言えるでしょう。

まとめ

今回はコンテンツマーケティングにおけるエデュケーショナル型についての解説でした。

簡単に「企業とユーザーの信頼関係を意識したマーケティング手法」と覚えておけばよいかと思います。

事例を交えて理解することでイメージがしやすく、記憶にも残りやすいので他にもエデュケーショナル型の例を探してみるのもよいでしょう。

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